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 人工透析(血液透析)を受けておられる場合は、
 障害年金の対象となります。



 人工透析療法を受けているにもかかわらず、

 初診の証明がとれないことで障害年金をあきらめていませんか?

 当センターでは、初診の証明がとれない方や5年以上前の健康診断の結果資料がとれない場合でも、あらゆる可能性を追跡します。

 ただし、初診日前の保険料納付要件(障害年金の受給資格)を満たしていることが前提となりますので、ご了承願います。




 腎不全(慢性腎不全、多発性嚢胞腎(のうほうじん)など)で障害年金を申請する場合の注意点は、初診の証明(受診状況等証明書)をいかに揃えるか?という点です。

 もし、初診の証明が揃えることができない場合は、当事務所にご相談下さい。相談の上、あらゆる対策を考えます。

 また、将来、腎臓移植手術の予定がある場合もクレアチニンや尿検査等の数値によっては、障害年金の対象となります。




■受給事例: Aさん、男性、50歳、慢性腎不全

 会社の健康診断でたんぱく尿(尿蛋白3+、尿潜血2+)を指摘されたため、要精密検査を告げられた。大学病院を受診したところ医師より腎臓の検査入院を勧められ、その年の9月に入院。結果は慢性腎炎と診断。治療により一時は検査数値が正常範囲まで回復したが、月1回血液検査、尿検査の結果、徐々にクレアチニン値と血圧が上がってきたことで、医師から透析の注意を受けた。平成22年●月の血液検査でクレアチニンが7を超えたので即入院を告げられ、同月20日から人工透析を始めました(週3回)。

 当初はAさん自身で年金事務所へ行き相談しましたが、年金事務所の窓口では国民年金(障害基礎年金)となるので市役所へ行くように言われました。しかし、Aさん自身は納得できず、あくまでも厚生年金での申請を希望しておられ、当事務所に依頼がありました。

 Aさんの場合、初診が20年ほど前であり当時のカルテが廃棄されていました。2件目、3件めも同様で、4件めの病院でやっと受診状況等証明書がとれました。

 問題は、1件目の初診当時は厚生年金加入でしたが、その後退職し、2件め以降の各病院での初診日はすべて国民年金でした。厚生年金の場合、受診状況等証明書がとれない場合は、相当厳しくなり初診日不明を理由として障害厚生年金不支給と判定されることが多いです。また、3件目の終診と4件目の初診の間隔が相当空いていることも気になりました。

 対策としては、「受診状況等証明書が添付できない理由書」に、当時の健康診断の結果のコピーを付け、さらに、会社に依頼して、過去の健康診断個人票の結果のコピーをすべて取り寄せることができたので、それらを添付。さらに、病歴・就労状況等申立書においては、3件目の終診と4件目の初診の間隔が相当空いていることの理由を詳しく記入しました。

 また、担当医が診断書の作成に不慣れだったようで、訂正だらけの状態であったことに加え、患者様(依頼者様)にとって不利になるような記述が数カ所ありました。これは障害年金の申請上、致命的なものになりますので、それらを含めて合計13カ所すべて訂正してもらい申請しました。

 結果として、初診の病院では受診状況等証明書をとれませんでしたが、障害厚生年金2級の認定がありました。


■注意(改正情報)
 平成27年10月より初診日に関する取り扱いが一部変更となりました。

・従来のルール:健康診断を受けた日→初診日
・改正後のルール:原則として、実際に受診した日→初診日
 ただし、例外的に健康診断を受けた日を申し立てることができるが、最終的には初診日の判定は審査部の判断となります。


 慢性腎不全(人工透析療法実施)での受給事例

 多発性嚢胞腎、慢性腎不全(人工透析)での受給事例

 糖尿病・腎不全(人工透析)での受給事例

 慢性腎不全(人工透析療法)での受給事例




 ご自身の場合、どうかな?と迷われている方は、
 まずは、お気軽に、ご相談下さい。

 障害年金がもらえる可能性がありそうか?どうか?
 お伝えします。(障害年金成功事例・多数あり)


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腎疾患による障害の程度は、次により認定する。

■認定基準

腎疾患による障害については、次のとおりです。
 
令別表
障害の程度
障害の状態
国年令別表
1級
身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの
 
2級
身体の機能の障害又は長期にわたる安静を必要とする病状が前各号と同程度以上と認められる状態であって、日常生活が著しい制限を受けるか、又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの
厚年令別表第1
3級
身体の機能に、労働が制限を受けるか、又は労働に制限を加えることを必要とする程度の障害を有するもの
 
 腎疾患による障害の程度は、自覚症状、他覚所見、検査成績、一般状態、治療及び病状の経過、人工透析療法の実施状況、具体的な日常生活状況等により、総合的に認定するものとし、当該疾病の認定の時期以後少なくとも1年以上の療養を必要とするものであって、長期にわたる安静を必要とする病状が、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のものを1級に、日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のものを2級に、また、労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度のものを3級に該当すものと認定する。

■認定要領

(1)腎疾患による障害の認定の対象はそのほとんどが、慢性腎不全に対する認定である。
慢性腎不全とは、慢性腎疾患によって腎機能障害が持続的に徐々に進行し、生体が正常に維持できなくなった状態をいう。
 
すべての腎疾患は、長期に経過すれば腎不全に陥る可能性をもっており、最も多いのは、慢性腎炎(ネフローゼを含む。)、腎硬化症、嚢胞腎、腎盂腎炎であるが、全身性疾患による腎障害、すなわち、糖尿病性腎症、膠原病、痛風腎、アミロイドーシス等も少なくないものである。
 
(2)腎疾患の主要症状としては、悪心、嘔吐、疼痛等の自覚症状、尿の異常、浮腫、高血圧等の他覚所見がある。
 
(3)検査成績としては、尿検査、血液生化学検査(血清尿素窒素、血清クレアチニン、血清電解質等)、動脈血ガス分析等がある。
 
(4)慢性腎不全及びネフローゼ症候群での検査項目及び異常値の一部を示すと次のとおりである。
 
区分
検査項目
単位
軽度異常
中等度異常
高度異常
内因性クレアチニンクリアランス値
ml/分
20以上30未満
10以上20未満
10未満
血清クレアチニン濃度
mg/dl
3以上5未満
5以上8未満
8以上
@
1日尿蛋白量
g/日
3.5g以上を持続する
 
A
血清アルブミン
g/dl
かつ、3.0g以下
 
B
血清総蛋白
g/dl
又は、6.0g以下
(注) 「ウ」の場合は、@かつA又は@かつBの状態を「異常」という。
 
(5) 腎疾患による障害の程度を一般状態区分表で示すと次のとおりである。
 
一般状態区分表
区分
一般状態
無症状で社会活動ができ、制限を受けることなく、発病前と同等にふるまえるもの
軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの 例えば、軽い家事、事務など
歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの
身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの
身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの
 
(6) 各等級に相当すると認められるものを一部例示すると次のとおりである。
障害の程度
障害の状態
1級
前記(4)に示す検査成績が高度異常を示すもので、かつ、一般状態区分表のオに該当するもの
2級
1 前記(4)に示す検査成績が中等度異常を示すもので、かつ、一般状態区分表のエ又はウに該当するもの
2 人工透析療法施行中のもの
3級
前記(4)に示す検査成績が軽度異常を示すもので、かつ、一般状態区分表のウ又はイに該当するもの
 
 なお、障害の程度の判定に当たっては、前記(4)の検査成績によるほか、他覚所見、他の一般検査及び特殊検査の検査成績、治療及び病状の経過等も参考とし、認定時の具体的な日常生活状況等を把握して、総合的に認定する。
 
(7)人工透析療法施行中のものについては、原則として次により取り扱う。
 
ア 人工透析療法施行中のものは2級と認定する。
なお、主要症状、人工透析療法施行中の検査成績、具体的な日常生活状況等によっては、さらに上位等級に認定する。
 
イ 障害の程度を認定する時期は、人工透析療法を初めて受けた日から起算して3月を経過した日(初診日から起算して1年6月以内の日に限る。)とする。
 
(8)検査成績は、その性質上変動しやすいものであるので、腎疾患の経過中において最も適切に病状をあらわしていると思われる検査成績に基づいて行うものとする。
 
(9)糸球体腎炎(ネフローゼを含む。)、多発性嚢胞腎、腎盂腎炎に罹患し、その後慢性腎不全を生じたものは、両者の期間が長いものであっても、相当因果関係があるものと認められる。
 
(10)腎疾患は、その原因疾患が多岐にわたり、それによって生じる臨床所見、検査所見も、また様々なので、診断書上に適切に病状をあらわしていると思われる検査成績が記載されているときは、その検査成績も参考とし、認定時の具体的な日常生活状況等を把握して、総合的に認定する。
 
(11)腎臓移植を受けたものに係る障害の認定は、本章「第18節 その他の障害」の認定要領により認定する。

(注)腹膜透析(CAPD/APD)の場合、2級又は3級となるケースがございます。




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